2016年 02月 19日
余寒の佐久 |
暦の上では立春を過ぎましたが、まだ春遠い信州佐久の2月後半、
でも今年は例年より10日くらい早く庭の樹や草たちは活動準備をしているとように
思います。
寒暖を繰り返す日々の中で、フキノトウは陽だまりに顔を出し、
もくれんの花芽は幾分その膨らみを増しています。庭を流れる小川の水も流量多く水ぬるむの様、
なにより最近まで凍土だった庭の土は黒々とふっくら盛り上がっています。
春は確実に一歩一歩近づいていることを感じ取れます。
大吟醸や純米吟醸の仕込みも順調、蔵内には香しい吟香漂い2月末から
3月初めの上槽が待たれるところ、そのころには陽射しも一段と明るくなって
春到来の景色が佐久にも見えてくるでしょう。
春は希望の季節、「春よ来い、早く来い・・・・」と童謡に歌われた春を待っている毎日です。
by kitsukura
| 2016-02-19 19:07